メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ in アメリカ西海岸その4 《サクラメント観光編》

2014年08月31日 | メガヒヨのホリデイ

 
サンフランシスコのEmery Ville駅を出ること2時間。
電車は草原や湿地帯などを走り、突如として現れたカリフォルニア州都サクラメントに到着した。


サクラメント駅。レンガ作りの立派な建物。
繁華街からはだいぶ離れているけれど、これって煙を嫌った蒸気機関車時代の名残なのかな?
(松山や広島みたい)


メガヒヨが今回お世話になったのは、Vagabond Inn Executive Old Town。
駅のすぐ目の前にあるよ。


お部屋は広々! でもって、サンフランシスコのホテルのほぼ半分のお値段(笑)

 
通路に面している窓が少々広すぎるのが気になるけど、一泊だからあまり気にしない。


水回りも広くて清潔感あり。


バスタブもついているよ。
あと利用しなかったけど、宿泊客用プールなんてのもあったり。


お昼ごはんを食べていなかったので、近くのショッピングモールに寄ってみる。


日本を出てからちゃんと野菜を食べていないので、フードコートにて中華をオーダー。


このショッピングモールの隣には、オールドタウンと呼ばれる地域がある。
このアーチをくぐり地下道を抜けると…


目の前に西部劇の世界が広がる!!


とはいえテーマパークって訳ではなく観光客向けの商店街のようなものなので、車も普通に走っている(笑)


時間がなくて見られなかったけど、交通博物館というのもあるよ。


すぐ横を流れるサクラメント川には蒸気船も停泊している。
これはレストランみたい。


メガヒヨはここでお買い得なシルバーアクセサリーを買ったり、なりきり写真を撮ったりしたよ。


衣装はセットアップされているエプロン状のものをマジックテープで止めるだけなので、あっという間に西部劇のヒロインに変身♪
いや。拳銃にドル袋、酒瓶までかかえてるから悪役だなぁ(笑)
ここのカメラマンの女性は演技指導までしてくれたよ。


オールドタウンから外界のダウンタウンへの戻り口。


さっきサクラメントが松山や広島みたいと言ったけど、路面電車が走っているのまで一緒。
メガヒヨが訪れたのは週末だったので、通勤用として使われているこの電車は一度しか見なかったけどね。

 
カリフォルニア州庁舎。
ちょっと前は森田健作…じゃなく、シュワルツネッガーさんが知事だったね。
(この二人、キャラがかぶってるよ。)


州庁舎を過ぎると見えてきた、Wicked上演中のSacramento Community Center Theater!!


いよいよNickくんやKyleくんに会える!!
高まる胸を抑え、劇場の扉をくぐるメガヒヨなのであった。


メガヒヨ in アメリカ西海岸その3 《サンフランシスコ観光編》

2014年08月10日 | メガヒヨのホリデイ

今回メガヒヨは羽田からサンフランシスコ、そこで一泊して鉄道にてサクラメントにたどるコースをたどった。

金曜日の夜、仕事を終えてから横浜市内のスパへ。
そこで汗を流してから羽田空港に向かった。

羽田からは深夜便のサンフランシスコに行きに搭乗。
土曜の0:05発だったが、日付変更線を通るので現地に着いたのは金曜日の夕方。


BARTという近郊電車に乗って、サンフランシスコ市内へ。


今回お世話になった、Beresford Arms Hotel。
BARTのパウエルストリート駅やケーブルカー出発点から歩いて10分ほど。
ただ坂道がきつかった…

 
お部屋はせまいけど清潔。

 
ただバスルームのスライドドアが全く閉まらなかった。
たまたまこの部屋だけなのだろうけど、二人で泊まったらトイレのときに困るだろうなぁ…。


こちらがカードキー。
袋に印字してある日本語が惜しいっっ!!(笑)
カードキー本体のは合っているのにね。


窓の外はこんな感じ。
内側の部屋なのでパティオに面しているんだね。
静かなのはいいことだけど、少々暗かったり。まぁ一泊だけだからいいのだけど。

まだ夕刻だったので、ケーブルカーに乗りピア39まで観光に行くことにした。


ケーブルカーはかなり混んでいた。始発を通り過ぎた停留所には多くの待つ乗客が。
何台か過ごした後に、パウエル・メイソン線(Powell-Mason)が空いていたのでやっと乗れた。
パウエルストリートから発着するケーブルカーは2路線あり、あともう一つパウエル・ハイド線(Powell-Hyde)という経路がある。
フィッシャーマンズワーフに行くにはどちらでも構わない。


30分ほどの乗車でフィッシャーマンズワーフに到着。

 
夕暮れの太平洋。 

 
お目当てのアザラシ埠頭を見られて満足。


夕食には名物のパン入りクラムチャウダー。
でも閉店間際のせいか、煮詰まっているような味で塩辛かった。


翌日。


ホテルのロビーでは簡単な朝食が出されていた。
コーヒーなどの飲み物、フルーツ、ペストリーといったところ。
ロビーの椅子が足りなかったので、部屋に持ち帰っていただいた。

朝食を食べ終わった後は、パウエルストリートのケーブルカーの始発乗り場へ。


土曜日ということもあり、ケーブルカーは大混雑。
8時30分より前に乗り場に来たのだけれど、その時点でかなりの行列が出来ていた


車内に乗りきれずに柱のバーにしがみついて乗車する人もいるんだものね。
毎朝地獄の通勤ラッシュを味わっている日本人としては、親近感を抱いてしまった。


待つこと一時間。やっと乗れた。
一時間に三、四本しかないんだものね。
乗客の数に対して、車両や運転手の数が少なすぎ…。


待った甲斐があり、先頭の眺めのいい席に座ることが出来た。


本日乗った路線はパウエル・ハイド線なのでLombard St.で下車した。
有名な坂であるCroodedest Streetを歩いてみる。
日光のいろは坂をコンパクトにした感じ。その分カーブの間隔が狭く、運転技術が求められそう。


そのまま海の方向に歩いて行く。
サンフランシスコは本当に坂が多い。


港には巨大なクルーズ船が停泊していた。
船の旅を終えたお客さん達がぞろぞろとスーツケースを持って下船している。
自分もいつかこんな船で旅をしてみたいなぁ。うらやましい!!


昨日と同じくピア39を散策する。
西海岸らしい明るい雰囲気の場所。


本当は数々の映画の舞台になった監獄・アルカトラズ島に行ってみたかったのだけど、時間の関係で断念。
また落ち着いたときにでも見学してみたい。


本日もアザラシはのんびり日光浴をしている。
なにやら彼らは1994年のロサンゼルス大地震の際にここに移動してきてそのまま住みついているとのこと。


ピア39で見かけた素敵なパイク。
これまた素敵なヘルメットをかぶって運転するのかな?
視界が限られそうだけどね(笑)


ピア39からダウンタウンへ戻るのも一苦労だった。
ケーブルカーの乗車列は大混雑で何台も見送るはめに。
本当なら路線電車もあったのだけれど、乗り場がよく分からなかったのだ。
ケーブルカー以外の交通手段を調べてこなくて後悔!!


ホテルで荷物をピックアップして、フェリービルディングのエリアに来た。


ここにはアムトラックの営業所がある。
チケットを買ったところ、希望していた電車には間に合わず一本後のものになってしまった…。


表通りでバスを待つ。駅への送迎は電車の運賃に入っているよ。


ベイブリッジを通って駅に向かう。楽しいドライブだった。

 
30分ほどの場所にあるエメリービル駅。ここでバスを下車して電車に乗り換え。


サンフランシスコからカリフォルニア州都であるサクラメントへの電車は二時間に一本ほど。
日本だとこれだけの規模の都市間交通としては考えられない。
ケーブルカーもアムトラックも本数少なすぎ!!
アメリカではみんな車に乗るから電車を利用しないのかもね。


以上、駆け足によるサンフランシスコ観光は終了。
ついでの寄り道にしては良かったかな?
いよいよNickくん公演の地に向かうメガヒヨはわくわくしながら電車に乗り込むのであった。 


メガヒヨ in アメリカ西海岸その2 《貢ぎ物編》

2014年08月07日 | メガヒヨのホリデイ

旅行時期と行き先を決めたメガヒヨ。
旅の目的はNickくんご出演のWickedを観るというのが一番大きいものなのだけれど、彼の31回目の誕生日を全身全霊で祝うということも忘れてはならない。


そんな訳で昨年に引き続き作ってみました。切り絵シリーズ。
(昨年の製作の様子はコチラ)

Facebookで拝借した、彼らのHawaiiでのバケーションの写真。
元々は二人だけのドライブだったみたい。
ちょっとひと工夫して、愛犬のLadyちゃんも後ろにのっけてみたよ。


Kyleくんにもプレゼント。
彼は西洋人の中でも特に彫りが深い顔立ちなので、似顔絵は書きやすい。

これの元ネタは昨年の誕生日のときにNickくんが撮ったinstagramから拝借。
privateに立ち入っているようだけど、両方ともすごくいい写真だったので創作意欲が刺激されたのだ


今回の旅行ではWickedの後にヨセミテ公園に行くか、Broadwayに行くか悩んだメガヒヨ。
やっぱりWill氏ご出演のLes Miserableを観なきゃいかんでしょって訳で後者に決定。

Will氏にも愛する方との2shot切り絵を差し上げたいってな訳で、2012年のTony賞授賞式での写真を元ネタに作成。
一度作ってフレームにも入れてみたのだけれど、どうも満足がいかない。なんか彼の顔が淡白な感じ。


で、作りなおしたのがコチラ。
あの切れ長の目に少しは近づいたかな?
だけどAudra様の顔がちょっと微妙になってしまった。
悩んだ末にこちらを採用。


出来上がった切り絵は、東急ハンズで売っているアクリルのフレームに入れたよ。
日本製で高級感があるので、作品もグレードアップして見えるかも(笑)
切り絵に飽きたら普通に写真立てとしてつかってもらえるしね。

以上、王子様たちへの貢物を用意し、アメリカへの旅じたくを着々と進めるメガヒヨなのであった。


メガヒヨ in アメリカ西海岸その1 《きっかけ編》

2014年08月05日 | メガヒヨのホリデイ

Nick AdamsくんはただいまFiyero役でWicked 1st National tour (Emerald Company)にご出演中。
メガヒヨはカリフォルニア州サクラメントで6月に観てきた。遅ればせながらそのご報告を。

まずはNickくんがWickedのツアーに参加することとなる経緯から。

ことの始まりはNickくんのボーイフレンドのKyle Brownくんが、このWickedの1st National Tourに2012年11月のHawaii公演から参加したこと。
twitterやinstagramをフォローしているファンの方ならご存知だけど、Nickくんはツアーの公演地をくまなく彼に会うために訪れていた。
歌もダンスも見た目も抜群であるこの世でもっともFiyeroを演じるにふさわしい役者を、Wickedのエラい人がほっておく訳はない。

この辺りの経緯は、Nickくんの登板直前のBroadway.comの記事に詳しく書かれているよ。
もちろんこの配役はオーディションではなく、オファーによるものとのこと。
この記事、読んで見るととっても楽しい。
Kyleくんがツアーの出演が決まったとき、NickくんがFiyero役だったらいいのにな~と言ったのに対し、
「共演できるチャンスなんてどれだけあるのかい? 仮にオーディションを受けに行ってみて、"ちょうど日本で開幕するショーがあります。是非こちらに出演していただきたい。"なんて言われてごらんよ。」なんてNickくんが返したなんてことが書いてあったりする。
(はいっ、日本は思いっきり僻地扱い(笑))

…それにしても当時Fiyero役だった俳優さんにはかなーりのプレッシャーだったのではないかな。
あのNick Adamsが月イチペースでやって来るんだものね(笑)

そして出演情報が発表されたのは昨年の大みそか。
今年一番のブログ記事に書いた通り、メガヒヨはもう大喜び!!
Nickくんの契約は9か月間ということで、こちらの日程の都市から訪問する場所を選ぶこととなった。
あまりにも早すぎてもアメリカの冬は寒いし、遅くなってもNickくんにさらにいい仕事が入れば契約切り上げの可能性もある。

ペンシルバニア州ピッツバーグ 1月15日~2月9日 (Nickくんの登板は2月4日から) (寒いから嫌だ)
ウィスコンシン州アップルトン 2月12日~3月2日 (さらに寒い)
オハイオ州シンシナティ 3月5日~3月24日 (会社の決算時期)
テネシー州ナッシュビル 3月26日~4月20日 (年度始めにつき微妙)
バージニア州リッチモンド 4月23日~5月4日 (GWにつき飛行機代が高い)
ネブラスカ州オマハ 5月7日~5月25日 (竜巻が怖い)
カリフォルニア州サクラメント 5月28日~6月15日 (ここならいいかも♥)
オクラホマ州タルサ 6月18日~7月6日 (車がないと劇場に行けなそうなイメージ(笑))
ユタ州ソルトレイクシティ 7月9日~8月24日 (モルモン教総本山につき、コーヒーとお酒は買えるのか?)
カリフォルニア州サンホセ 8月27日~9月14日 (これ以降になると契約切り上げの危険性も?)
ニューメキシコ州アルバカーキ 9月17日~10月5日
ネバダ州ラスベガス 10月8日~11月9日

そんな訳で6月ならちょうどいいのではないかとメガヒヨは考えた。
ちょうど彼の誕生日にあたるし、カリフォルニアにはクワストさんもいらっしゃるし!
話はすぐに決まり!! アメリカ訪問16回目にして初めての西海岸滞在となった。
今回の旅行も珍道中だったわけなのだけど、それはまた次回に続くよ。